環境団体がユニークな「寿司の広告」…海洋汚染の実態を伝えるため
プラスチックゴミによる海洋汚染が大きな問題となっており、近い将来、魚よりプラスチックのほうが多くなるとの予測もあるほどです。
少しでも環境を改善するための呼びかけとして、サーフライダー・ファウンデーション(海辺の環境保護活動を行う国際環境NGO)が、ユニークな広告を打ち出しました。
なんと「寿司の広告」だそうです。
「海の中へ入るものは、あなたの中へ入ります」
海洋のプラスチック汚染が進めば、食事から摂取するリスクも上るわけです。
すでに海でとれる食塩にマイクロプラスチック(1mm未満のプラスチック粒子)が含まれているとの研究結果も報告されており、環境保護団体は深刻化する海洋汚染を食い止める必要があると警鐘しています。
寿司が選ばれているのは、生のシーフードが使われているから連想しやすいのでしょうね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは絶対に効果的。
自分はぬるぬるした濡れた買い物袋と一緒に、ご飯が口の中にあるところを想像している。↑おいしい! 自分はスパイシーなバッグ巻きがいい。
↑発泡スチロール天ぷらに興味がある。
●とても良い。みんなこれについて考えるべき。
●最初、ブルーベリーのパイか何かと思った。今は2つの理由でがっくりときている。
↑同じだ。自分は包まれたカップケーキと思ったけどね。
●自分はサーフライダーに承認されたレストランで働いている。紙のストローはみんな嫌うけどね。
●シーフードが嫌いだ。
●ほとんどの魚は魚ファームで獲れると思っていた。
具体的な対策となると簡単ではありませんが、物事を動かすには、まず人々の認知度を上げることからとのことです。
出典:らばQ